2018年3月30日金曜日

中台の家3 桜の花が咲きました!

中台の家3のお住まいのコンセプトのひとつに、
公園の風景を活かすことがありました。
桜の季節になりどの様に暮らしに取り込むことができたか、
写真撮影させてもらいました。

リビングダイニングに入るとこの景色。

桜の木が絵画のように見えました。
公園からの視線も気にならず、
家でお花見ができそうです。



書斎からの風景です。
こちらは桜を見下ろせます。



北側の公園の桜と建物です。
東側にも桜があるので、
どの部屋からも景色を楽しめました。

2018年3月22日木曜日

フレッシュ佐武 紙袋

富山県のフレッシュ佐武さんの紙袋のデザイン案のサンプルです。
サンプルが可愛くできたので、せっかくなので載せておきます。


フレッシュ佐武さんは富山湾で穫れる新鮮な海の幸や
手作りの日本食の大切さにこだわり続けていらっしゃるスーパーです。

手書きの高岡市の御車山と呼ばれる山車の車輪を活かし、
オシャレにもなるようにした案と、
お買い物袋でも採用された海の幸のデザインを施したものを提案しました。

どちらも手作りの温かさやこだわり、地域の歴史や伝統を大切にしている
思いも伝わるものにできたのではないかと思います。
実物ができるのが楽しみです。


昆布じめや鮮魚、ぜひ取り寄せてみてください☆
□フレッシュ佐武さんのHP□
http://www.fresh-satake.jp/index.html

2018年3月6日火曜日

中台の家3 竣工写真2

せっかくなので竣工写真第2段です。
暮らしに関わる実務的なところを中心に。


まずは、玄関。
入ると右にシューズクロークがあります。
その壁には大きな姿見鏡、左側には手すりを設けています。
また、杉無垢の式台を設け段差を極力小さくしています。


ダイニング収納です。
筆記用具、書類、掃除機・・・
日常で使うものを収納できる場所です。
机や棚に山積みにならないように、
日常の場所に手の届くところに多く設けました。


キッチンです。
引き出し内部までオールステンレスです。
床は汚れても良いようタイルです。
目地掃除も楽なように、大判を選んでいます。


他のお住いでもほぼ必須で設けている食品庫です。
こだわりで棚板まで杉無垢板になっています。
これだけあれば雑多に色々保存しておけます。


脱衣所収納です。
今回は小さめですが日常の衣類は各部屋に持っていかなくても、
ここに収納できるように、極力大きくしています。


クローゼットです。
ここにも姿見の鏡を設けました。
調湿機能のある無垢材で仕上げていることはもちろんですが、
ものが良くぶつかる場所は桧板張りする工夫もしています。
ここもまたかなりの収納力です。


心弾むデザインを施すことはもちろん、
暮らしやすさも十分考慮した家づくりを目指しています。

郷部の古民家再生

郷部の古民家再生の工事ですが、
着工までにこちらも紆余曲折がありました。

成田には崖地が多いのですが、この敷地もしかり。
擁壁を作る、崖を削る、段々にする・・・
いくつかの方法がありましたが、
見積もりをいくつかもらって安全かつ現実的な路線を探しました。
少なくとも数百万円の節約になりました。
本体工事費に関わるので切実です・・・

同じく解体工事も。
既存の柱や梁を傷付けないように丁寧にやってくれる業者さん探し。
これもまた価格差が大きかったです。

江戸後期と思われる、先祖代々の想いの詰まった建物を解体することは、
それを活かすことが分かっていても心苦しくなります。
その想いを忘れずいいお住いになるよう頑張ります。

屋根を剥がし、茅葺きがでてきました。


それほど痛みもありませんでした。


土壁内部の小舞です。

多古のグループホーム

多古のグループホームの模型が出来上がりました。
工事前の調査で円墳や竪穴式住居跡が出てきて、
計画変更等々紆余曲折がありましたが、
ようやく進み始めました。

グループホームとしての機能をきちんと果たしつつ、
入居される方が豊かに過ごせる工夫を出来る限り取り入れています。
入居される方だけでなく、職員さんの効率も考慮した間取り、
掃除しやすい素材にもこだわりました。

バリアフリーの参考にもしていただけると思います。






ちなみに、これが遺構写真です。
土の色が変わっている奥の丸いところが竪穴式住居跡、
真ん中の帯状の部分が、円墳の跡らしいです。
これを活かして復元的な築山等を作ることもできないので、
そのまま現状維持になりました。